身体のつながり


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〜筋肉はゴム〜

筋肉は性質は真逆ですが、ゴムに似ていて縮めると硬くなって 伸ばすと張ります。カッターを使うとわかりやすいですが、 ゴムは張ると切れやすくなると思います。またテープで貼って伸ばした場合はテープが剥がれてきます。

筋肉の性質

硬くなる=縮んで密度が増える

伸びる=張りが強くなり切れやすくなる

となります。またゴムを伸ばした時は反発するように、ゴムは縮もうとします。その作用を使ったゴム銃で遊ぶのは楽しいです。 これを踏まえて解す時の用語を少し解説します。

用語解説

凝り(コリ)=縮まって硬い筋の状態

張り(ハリ)=伸びた筋の状態

ほぐす(解す)=凝りを緩める

緩める=張りや凝りを緩和する

…バネの方がピンとくるでしょうか?1つの筋の中で張りとコリが混在したりもしますが、とりあえず簡単に意識ができれば良いとおもいます


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〜身体はどう繋がってる?〜

お客様をほぐす時ほとんどの方が疲れのある場所を解して欲しいと言われます。 それは当たり前ですが、実はそれでは根本的な部分をほぐせません。

身体は首・肩・腕・腰・足と分けられて考えられがちですが、 別々のものではありません。糸で操られるマリオネットのように足の指から首がこったりします。

解してもらう場合なら気にしなくていいですが、疲れや痛みの緩和などの目的を持ってストレッチをする場合はそこも考える必要があります。 ここからは今回のご要望とは少し離れますが大切な部分なので詳しい解説を。

まずは実験をしてみましょう。

指を曲げよう

・手を握るように力を入れます

・握ったところからさらに力を入れてみます。

上記をやると手首まで曲がってきませんか?

わかりづらいですがさらに力を入れると、腕や肩まで力が入り二頭筋(力こぶ筋)を触ると少し硬くなっていると思います。 人によっては首や頭まで硬くなっていると思います。そしてこの状態を1分続けると首や頭が重くなったり痛くなったりします。 これは1つの筋肉が単独で動いてるのではなくて、関連している筋肉全てがお互いに作用しながら助け合って動いている為です。

これは固まっているのは肩などの辛くなりやすい筋肉ではなくその関連した筋肉で、 そこが固く動きづらいからそのフォローのために肩がいつも頑張っていることもあるということ。 だからこそ『肩が辛いから肩を』『腰が辛いから腰を』のように、 その場所の筋肉を緩めただけでは効果が得られないことも多々あるということです。

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〜だから解す〜

同じことを書いてるだけになるだけで、うまく伝えられているか不安ですが…

例えば太ももの筋肉が縮み硬くなると、太ももや臀部から腰の筋肉は下へ引っ張られてしまします。 そこで腰の筋肉は反作用と同じことが起こりバランスを取ろうとします。 つまり常に引っ張られた状態になり、軽い衝撃(つまづくなど)で筋肉が切れやすい状態になります。

筋は切れると炎症が起き痛みが現れやすくなります。通常の腰痛や肩こりは炎症を起こしやすい前段階ですが、 炎症が常に起きてしまう方もいらっしゃいます。炎症が起きるとストレッチや揉みほぐしで悪化して痛みが増す こともあるので要注意です。

右の絵だけではわかりづらいですが、この連鎖は腰で止まらず 肩首〜頭皮まで及びます。そこから肩の炎症が起きてしまうこともあり得ます。 肩の場合、足からだけでなく腕の疲れも一緒にたまります。そしてこの連鎖は身体の至る所で細かく起こり、 増幅されて肩や腰さらには首にのしかかります。だからこそ 疲れの素を意識してメンテナンスを行う必要があるのです。


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〜解放しよう(補足)〜

張った筋肉に固定された関節は動きが鈍くなります。クレーンで荷物を吊ると重量がアームにかかるように、 動きが鈍くなると『筋肉自体の戻る力』とそれまで他の筋肉が支えていた『腕などの重さ』が 肩腰首などの疲れやすい場所に余分にプラスされてしまいます。

これでは身体が思うように動きませんし、ちょっとしたことで炎症などが起こる原因にもなり得ます。 そこで部位の解放が必要なのです。

逆に描きましたが、右の絵のように 動けなくなった『張り』の関節や筋を『コリ』の部位を解すことで緩めることが解放 と言っています(くくの的造語)。

ただとても混み合った話なので、一概に「ここが張ったらここ!」とも言い切れません。 経験や知識も必要になってくるので、この考えが必要なくらい疲れが溜まっているのであれば、人に解してもらうことをお勧めします。

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〜作用・反作用〜

筋肉の作用

主体になる筋肉が縮み力を出す

主体の筋肉をフォローするように他の筋肉が縮む

筋肉の反作用

筋肉が縮みすぎないようにまたは伸ばされ過ぎないように、反対側の筋肉がバランスをとる

周りの筋肉が身体が安定するように支持する。

腕を曲げる為には伸ばす筋肉なども使われていたり、多くの筋肉が働いています。 さらに全体で見ると1つの動作でも、何十もの筋肉が使われていたりします。

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