~マッサージの起源~
『マッサージって何?』そう聞かれたら、どう答えますか? 私は『肩こり・腰痛がでたらマッサージ』『肩揉みでしょ?』と思っていました。 本当のところどうなんでしょうか?
調べてみると・・・
〜語源〜
“ギリシャ語の揉む(マッシー)・アラビア語の揉み込む、押す(マス)という言葉に フランス語の操作する(アジ)という言葉合わせた「mass-age(マサージュ)」が語源とされています。 ギリシャの「ヒポクラテス」が提唱し、のちにフランスの医師「アンブロワーズ・バレ」によって時代を超え広められました”
古い歴史のようです。「ダカラナニ?」と言われそうですが。
古来からマッサージはされてきました。言葉が出来る以前は「病=邪」と考え、
邪な者を払うための儀式的な側面もあったようです。
起源はわかりませんが、日本にも「手当」という「手を当てることで身体を癒す」という意味の言葉があります。
「触れる」「揉み込む」などの手当てがあったのかもしれませんね
〜マッサージの前身〜
⚪︎精神と体の繋がりから体調を整え、病を治す」
⚪︎施術を行い病になりうる毒素(憑き物)を排除する
(施術=手を当てる・さする・叩く・傷つける等)
(毒素=老廃物・ウイルスや細菌・ストレス等)
現在の認識とは少し違うような気がします。
ストレスが原因で難聴になったり、歯の噛み合わせから内臓の負担になったりとほんの小さな事から重大な病になる こともあります。そうして安定が崩れることで自分を守るための機能が自分自身を破壊することもあります。 代表的なものがアレルギーやアナフィラキシーショックなどです。 これは体に入った毒素に対抗する為の抗体が、バランスを崩し勘違いして 自身を傷つける現象として知られています。
…少し話がずれました。
ヒポクラテスが提唱し、バレが広めた医学としてのマッサージは
〜初期のマッサージ〜
「施術者が手を使って全身を摩る(さする)・揉み込む」などの オイルマッサージに近い施術で、精神医学に近いモノだったようです。
オイルや水が使われていたかどうかはわかりません。当時としては異質で「そんな医学はあり得ない」 という意見も多かったのかもしれません。それがスウェーデンに渡りスウェーディッシュになり、ロミロミ(ハワイ)や アーユルベーダ―(インド)などのルーツにもなりました。
…一方
アジアに伝わったマッサージは東洋医学・按摩、指圧・鍼灸などと一部融合されました。
そこから日本へ渡り按摩などが定着したようです。
その後日本で行われ続けてきたマッサージですが、「按摩マッサージ・指圧・鍼灸」などに特に規定や資格を設けていなかったことから 誰でも出来る商売となっていきました。
そんな折にある事件が起こり法律が制定されます。 その当時の按摩は視覚障害者の方の仕事でした。 そこへ多くの健常者が参入してしまい、視覚障害を持つ方が仕事をなくしてしまった事や、 (現在も多くありますが)知識のない施術者による事故が絶えなかったのだと思います。
それが「あはき法(按摩・鍼・灸師および柔道整復師法)」です。〜あはき法〜
⚪︎マッサージとは「病気・疲労の回復の生理的効果の実現を目的とし、 かつその効果が出る もむ・押す・たたく・摩擦する行為」である。
⚪︎資格者以外の者が「受け手が痛みを訴える程度の体重・圧を入れる行為及びのちに身体に悪影響を及ぼす施術」をしてはならない。
(抜粋)
とマッサージは代替医療行為で、有資格者のみが施術・文言の使用が認められているという法律です。 リラクゼーションはそれ以外の施術をさします。例えば「痛みを伴った施術」 これはリラクゼーション店舗では行えません。しかし一般的に「マッサージ=肩を揉むなどの施術全般」といった認識が強く、 解す施術は全て同じと施術側もお客様も勘違いしがち。 そして「リラクゼーション」と言われてもピンとこない方が多いため、グレーですが便宜的に「体を解す行為すべて」を マッサージと言っていることが多いです。